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●人と人間9 ケルトの暦 11/1の木

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ケルトの暦では、
それぞれの月に
その月を象徴する樹木(守護樹)の
名前をつけ、

月と木と、その月に生まれた人の性格を
関連づけていました。

守護樹の組み合わせは、
地域によって変わっています。

ある暦では、

新年に切り替わる
サウィン(11月1日)には
ブラックソーン Blackthorn が
あてられていました。

ブラックソーンは
バラ科サクラ属の低木、
「リンボク」です。

名前の一部「ソーン thorn」は、
「いばら」や「とげ」の意味ですが、

ケルトの暦にはもう1つ、
名前の一部に「ソーン thorn」を含む
木があります。

ホーソーン Hawthorn
「サンザシ」です
(バラ科サンザシ属)。

この2種の木は、
名前の通り、両方が鋭いとげを持ち、

1年の明るい半年を「サンザシ」が、
暗い半年を「リンボク」が表していました。


リンボクは3月初旬に白い花を咲かせて
春の訪れを告げ、
数か月間、咲き続けます。

秋に青黒い実がなると、
今度は冬の到来を告げました。

20161101_03.jpg

サウィンは、
1年の切り替わりであり、
冬の暗闇の季節の始まりです。
自然は静かな休息の時を迎えます。


ケルトの神話では、
アイルランドの自然の神、ダグダが、
超自然的な力を持つ戦いの女神、モリガンと
夫婦になる時と伝えられています。


リンボクとサンザシは、
キリストの茨(いばら)の冠(かんむり)の
材料になったと、
修道士たちから不吉な植物と
考えられましたが、

さらにさかのぼると
リンボクは古くから黒魔術に
使われたと考えられています。

けれども、とげは
攻撃や復讐の武器となる一方で、
身を守る役も果たします。


魔女はこの木の黒い枝を
杖にしたと言われています。

サンザシが
「妖精の国に守られた魔法の木」と
とらえられていたのとは対照的に

リンボクは、
暗い攻撃性や復讐心、
黒魔術などに
結びつけられました。


この木は、

鋭いとげや
黒い幹・枝に象徴される

心の暗い面
(自分や人を攻撃し傷つける一面)が

自分の中にあることを
受け入れて取り組む
「勇気」を持つようにと

教えてくれているようです。


ケルトの暦で
新しい一年の始まりは、
冬の季節の始まりでもあります。

暗闇の時間が一番長い
「冬至」に向かう始まりの日に、

別の世界から来る
悪い精霊や魔女を退け、

心の闇から守り導く、
強い力を持つ木が
あてられたのかもしれません。



●英国には「グリーンマン」という
エッセンス・メーカーがあり、
ここで「ブラックソーン」(リンボク)の
エッセンスが作られています。

「落ち込んでいる者に、
 希望と喜びを取り戻させ、
 また興奮を鎮める」と言われています。

このエッセンスを飲んでみたくなりました。


参考
『ケルトの木の知恵』
(ジェーン・ギフォード、東京書籍)

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