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●バラの季節とアフロディテ

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4月下旬から5月のゴールデンウィークの頃、
関東地方ではバラが花を咲かせ始めます。

毎月フラワーエッセンスの会の場所を
お借りしているTさんのお庭にも、
さまざまな種類のバラが植えられています。
満開の時期には素晴らしい香りに包まれます。

バラと言えばアフロディテ。
ギリシャ神話の女神のことを
思い浮かべる方もきっと多いでしょう。

わたしもその一人です。
この季節になると、毎年同じように
バラとアフロディテのことをくり返し思い出します。

あなたがバラやアフロディテで思い浮かべるのは
どんなイメージでしょうか。

よく知られるボッティチェリの2枚の絵を
思い浮かべられるかもしれません。
「ヴィーナスの誕生」と「春」。
この絵には見とれてしまいます。

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奇想天外、波乱万丈のギリシャ神話。
アフロディテの誕生についても、
いわゆる「神様」の話とは思えない
ストーリー性があります。

ご存知の通り、アフロディテはもともと
西方の海の泡から生まれ、その泡の中で
育った女神です。
(より詳しくいえば、妻ガイアを怒らせた
神々の王ウラノスは、息子クラノスに
性器を切り落とされ、王の座を奪われました。
そのウラノスの性器が海に漂っているうちに
まわりに白い泡が湧きあがり、その泡から
生まれたのがアフロディテです。)

この世のものとは思えぬほど美しいこの女神は、
西風の神(ゼピュロス)が吹きかける息に乗って
地中海の一番東、トルコやシリアに近い
キプロス島に辿りついたと言われています。

ボッティチェリはこの様子を
「ヴィーナスの誕生」に描いたのですね。

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アフロディテが初めて地に足をつけると、草の新芽が
次々と生えたことから、この女神は愛と美に加え、
生殖と豊穣も司る春の神として人々にあがめられました。
アフロディテの歩いた後には草花が咲き乱れたと
言われています。

20150505_wikimedia_1024px-Botticelli-primavera.jpg

それをみた季節の女神ホラたちは
喜んでアフロディテを迎え、
春の花で飾られた不死の衣で裸身を包み、
黄金の花の冠をかぶせたと伝えられています。

その後、アフロディテは神の一員となるために
他の神々のいる天上に向かい、
その美しさで男神たちを魅了して
神の仲間入りを果たします。

アフロディテをはじめ、ギリシャ神話の女神たちも、
もとを辿ると古代オリエント地方の地母神信仰にその
ルーツがあると言われています。

参考:
ギリシャ神話とオリンポスの神々』(竹書房)
『ギリシャ神話「神々の世界」篇』(松島道也 河出書房新社)
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