フラワーエッセンスの魅力

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●エルムのこと 2

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オウシュウハルニレの翼果     

今日もエルムの話題です(笑)。

昨日の投稿で、エルムは男性の木ととらえられている
神話が多いと書きました。

人間が木からできたという伝承は古くからあり、
木は男性と女性に分けられた。そしてニレは
男性の木に入れられた。

イタリアでは <女性の>ブドウの木を守るように
<男性の> ニレがブドウ畑に植えられたと書かれています。

この内容に続いてゲルマン神話が取り上げられ、
神様はニレとトネリコの丸太に魂と言葉と地と命を
吹き込み、人間の祖先にしたことが記されていました。

ここに性別は明記されていませんでしたが、文章の
流れから、ニレは男性、トネリコは女性と理解していました。
(『樹 バウム』(スザンネ・フィッシャー・リチィ あむすく)

昨日Seeds of Angelicaの高原さんが北欧(ゲルマン)神話に
ついて教えてくださり、逆だったことが判明。

神々は最初の男性をトネリコから(アスク)、最初の女性を
ニレからを造られたそうです(エムブラ)。

ニレ(エルム)は、男性的な存在とだけとらえられていた
わけではなかったことが分かりました。

ジュリアン・バーナード氏の
『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』には
エルムの変わりやすい性質が指摘されています。

生育地の環境によって、樹形や印象も異なることから、
神話によって男性とも女性ともとらえられたのかもしれません。

いろいろなエルムがあるなかで、バッチ博士が選ばれたのは
英国原産のオウシュウニレ(Ulmus procera)でした。
まっすぐに幹を伸ばし直立した形になる木です。

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オウシュウニレ(フラワーレメディーのエルム)

一方ヨーロッパ(英国含む)や西アジア原産の
オウシュウハルニレ(Ulmus glabra)は、レメディーのエルムより
10mほど高くなり、枝は広がって扇のような樹形になります。

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オウシュウハルニレ   

上の写真のオウシュウハルニレはまだ若いのか、環境のせいなのか、
扇形というよりまっすぐな印象で、オウシュウニレと似ていました。

レメディーのエルムは、大地と天をつなぐ柱のように、
まっすぐ背を伸ばす形をしています。

また他のニレは種子から繁殖する一方、レメディーの
エルムは種子ではなく吸枝を出して仲間を増やします。

調べてみると、木のあり方と人のあり方には、とても
多くの共通性が見つかりそうです。

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